新しくDeveloper環境を用意してユーザ情報の設定を行った後に、ヘッダー部分の表示がいつもと違っていることに気がづきました。
あたらしいDeveloper環境では表示が変更されたんだと思っていたのですが、原因はユーザ設定時に間違えて有効にしていた「アクセシビリティモード」という機能でした。
今まで必要のなかった機能だったので気にしていなかったのですが、これを有効にしたユーザは一部のユーザインターフェース機能が無効になるとのことです。
このアクセシビリティモードを無効にしてみたところ通常通りの表示に戻りました。
ちなみにサイドバーの新規作成リストにも影響がでていました。リッチな選択リストは基本的に影響がでるみたいです。
選択リストの表示に影響があったこと以外はあまり気にならなかったのですが、もう一つ大きな影響がでているところがありました。
Visualforceページのヘルプテキストが次のように文字化けしていました。
標準ページのヘルプテキストでは確認してませんが、おそらくヘルプテキストの機能自体に影響がでるんだと思います。ちなみにクリックするとエラーメッセージがポップアップで表示されるようになっていました。
こちらも無効にしたときに正常に表示されることを確認できました。
アクセシビリティモードは文字読み上げソフトをつかうユーザのための機能なので通常は有効にすることはないと思いますが、有効にするとこのような影響がありました。
選択リストやヘルプテキストの表示がおかしくなったというような問い合わせがきたときはアクセシビリティモードが有効になっていないか確認してみるといいと思います。