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SFDC:JavaScriptから簡単にSalesforceAPIを実行できるJSforceを試してみました

JavaScriptから簡単にSalesforceAPIを実行できるJSforceが公開されました。すごく便利そうなのでDeveloper環境のVisualforceページを使って試してみました。

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JSforce


JSforceはダウンロードページからJSファイルをダウンロードして静的リソースへアップロードするだけで簡単につかうことができます。

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JSforceには次の3つのファイルが用意されているみたいです。

  • Development Version (非圧縮ファイル)
  • Production Version (圧縮ファイル)
  • Edge Version


この中から必要なファイルをダウンロードして静的リソースへアップします。
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あとはVisualforceページでJSファイルを読み込むとJSforceでAPIを実行できます。こんな感じのコードで動作確認してみました。アラートで取引先の件数が表示されるのを確認できると思います。


それとAngularJSと組み合わせてこんな画面をつくってみました。

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こんな感じのコードでAngularJSとJSforceを組み合わせて使うことができます。

JSforceをつかったVisualforceページの検索画面


ちなみにJSforceはSalesforceAPIをつかってクエリを実行したりしているのでプロファイルの「API の有効化」権限が必要になります。

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権限のないユーザが利用しようとすると次のようにエラーとなります。

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サイトのゲストユーザなど「API の有効化」権限をつけられないユーザが使用する機能かどうかの確認は忘れずにした方がよさそうです。


今回はREST APIによるクエリの実行しか試せていませんが、「Chatter API」や「Streaming API」など他にもいろいろなAPIがサポートされていました。

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サンプルコードもあって使い方もわかりやすく説明が乗っているですごく勉強しやすそうです。

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今度他のAPIも試してみたいと思います。