主従関係で従レコードのアクセス権を設定する方法についてです。
参照関係の場合は所有者に指定することで権限をあたえるという方法ができますが、主従関係の場合は、従レコードの所有者は指定することができないのでこの方法で共有することができません。
また主レコードの共有設定で参照、編集権限を与えることで徒レコードへの権限を与えることもできますが、この方法だと主レコードも編集できるようになってしまいます。
徒レコードのアクセス権制御については主従関係項目の主従関係オプションにある共有設定で指定できます。
ここで "参照のみ: 主レコードの「参照」以上のアクセス権を持つユーザに対して、関連する従レコードの作成、編集、削除を許可します。" を選択することで主レコードの参照権限さえあれば徒レコードの参照、編集権限をあたえることができるようになります。
ここでの設定では一度に作成、編集、削除の権限が与えられますが、一部の権限は与えたくないというときはプロファイルの設定で対応できます。