テスト用に作成したレコードタイプを無効にしようとしたところ、「パッケージライセンスマネージャというプロファイルが参照しているので無効にできません」というようなエラーが発生しました。
このパッケージライセンスマネージャというのはAppExchangeからパッケージをインストールした際に自動で作成されるプロファイルみたいで基本的に参照することができない内部的なプロファイルみたいです。
このパッケージライセンスマネージャのリンクをクリックしてみたところ「アクセス権がありません」というエラー画面が表示され、レコードタイプを編集することができませんでした。
この問題の解決方法を調べてみたところ、同様の問題に悩んでいた方がいらっしゃいました。
Change Default Record Type For "Package License Manager" Profile
https://success.salesforce.com/answers?id=90630000000gtfFAAQ
上記リンク先で解決方法としてDiscussion Boardsのリンクが共有されていました。
Unable to delete Record Type
Discussion Boardsによるとパッケージライセンスマネージャにはアクセスできないが特定のURLで直接レコードタイプの編集画面にアクセスできるとの説明がありました。
特定のURLはこんな感じです。
http://instance.salesforce.com/setup/ui/profilerecordtypeedit.jsp?id=ProfileID&tid=Object
tid=の"Object"は対象オブジェクトのAPI名になるみたいです。商談の場合はOpportunityとなります。id=の"プロファイルID"は今回の場合、パッケージライセンスマネージャのIDとなります。このIDはパッケージライセンスマネージャリンクをクリックした際に表示されるアクセス権エラーの画面のURLから確認できました。
上記URLを利用することでパッケージライセンスマネージャーで使用しているレコードタイプを編集することができます。
このエラーがどのような場合に発生するのか調べてみたのですが、再現させることができませんでした。パッケージがインストールされている組織でレコードタイプを作成するケースとレコードタイプ作成後にパッケージをインストールするケースで確認してみたのですがどちらもエラーが発生する状態になりませんでした。
再現方法は不明ですが、もしパッケージライセンスマネージャがレコードタイプを参照しているので無効にできないというエラーが発生したときは上記URLを使って編集が可能です。
ちなみにパッケージライセンスマネージャについてはこちらのPDFで説明がありました。Winnter'11の頃のドキュメントなので探せばもっと最新のドキュメントが見つかるかもしれません。
License Management App (LMA) ver.2.1 管理者・ユーザ向けガイド
http://developerforcejp.s3.amazonaws.com/documents/lma/jp_lma.pdf