tyoshikawa1106のブログ

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SFDC:入力規則などで使用できる標準関数について

ABS

数値の絶対値を計算します。数値の絶対値とは、正または負の記号のない数値のことです。

AND

値がすべて真である場合は TRUE を返し、1 つ以上の値が偽である場合は FALSE を返します。この関数は、演算子 && (AND) の代わりに使用します。

BEGINS

テキストが特定の文字列で始まるかどうかを判断し、該当する場合は TRUE を返します。偽である場合は FALSE を返します。

BLANKVALUE

式に値があるかどうかを判断し、ない場合は代替式を返します。式に値がある場合は、式の値を返します。

BR

テキスト文字列に改行を挿入します。

CASE

与えられた式を一連の値と照合します。式が値と一致する場合は、対応する結果を返します。どの値とも一致しない場合は、else_result を返します。

CASESAFEID

15 文字の ID を 大文字と小文字を区別しない 18 文字の ID に変換します。

CEILING

数値を、もっとも近い整数に切り上げます。

CONTAINS

テキストの 2 つの引数を比較し、最初の引数に 2 番目の引数が含まれる場合には TRUE を返します。含まれない場合は FALSE を返します。

DATE

入力した年、月、および日の値から日付値を返します。Salesforce では、数式項目内の DATE 関数の値が、うるうでない年の 2 月 29 日などのように無効な日付である場合に、詳細ページにエラーを表示します。

DATEVALUE

日付/時間またはテキストの式に対して日付型の値を返します。

DATETIMEVALUE

年、月、日、および GMT 時刻値を返します。

DAY

月の日付を、1 から 31 までの数値形式で返します。

EXP

e を指定した指数まで掛け合わせた値を返します。

FIND

テキスト文字列中での指定した文字列の位置を数値で返します。

FLOOR

もっとも近い整数に切り捨てられた数値を返します。

GETRECORDIDS

リストビューまたは関連リストなどのリスト内で選択したレコードのレコード ID の形式で、配列された文字列を返します。

GETSESSIONID

ユーザのセッション ID を返します。

HTMLENCODE

大なり記号 (>) などの HTML で予約されている文字を > などの HTML エンティティ文字に置き換えて、HTML で使用するテキスト文字列や差し込み項目値をエンコードします。

HYPERLINK

指定したテキストからリンク可能な指定 URL へのリンクを作成します。

IF

式が真か偽かを判断します。真の場合は与えられた値を返し、偽の場合は別の値を返します。

IMAGE

代替テキスト付き画像の高さと幅の仕様を挿入します。

INCLUDE

Sコントロールスニペットの内容を返します。複数の Sコントロールで共通のコードを再利用する場合に、この関数を使用します。

INCLUDES

複数選択リスト項目で選択した値が、指定したテキストリテラルと等しいかどうかを決定します。

ISBLANK

式に値があるかどうかを判断し、ない場合は TRUE を返します。値を含む場合は FALSE を返します。

ISCHANGED

項目の値を前との値と比較し、2 つが異なれば TRUE を返します。値が同じ場合は FALSE を返します。

ISNEW

新規レコードの作成中に数式が実行されているかどうかを確認し、実行中の場合は TRUE を返します。既存のレコードが更新中の場合は、FALSE を返します。

ISNULL

ISNULL(expression)。expression に、評価する式を指定します。

ISNUMBER

テキスト値が数値であるかどうかを判断し、該当する場合は TRUE を返します。該当しない場合は FALSE を返します。

ISPICKVAL

選択リスト項目の値が指定したテキストリテラルと等しいかどうかを判断します。

JSENCODE

バックスラッシュ (\) などのエスケープ文字をアポストロフィー (') などの安全でない JavaScript 文字の前に挿入して、JavaScript で使用するテキスト文字列や差し込み項目値を符号化します。

JSINHTMLENCODE

エスケープ文字を安全でない JavaScript 文字の前に挿入し、HTML で予約されている文字を HTML エンティティ文字に置き換えて、HTML タグ内の JavaScript で使用するテキスト文字列や差し込み項目値を符号化します。

LEFT

テキスト文字列の先頭から、指定した数の文字を返します。

LEN

指定したテキスト文字列の文字数を返します。

LINKTO

リンク (href およびアンカータグ) の形式で、カスタムSコントロールまたは Salesforce ページへの相対 URL を返します。

LN

指定した数の自然対数を返します。自然対数は、定数 e の値 2.71828182845904 に基づきます。

LOG

数値の基数 10 の対数を返します。

LOWER

指定したテキスト文字列内のすべての英字を小文字に変換します。英字でない文字は、この関数の影響を受けません。地域が適用されている場合は地域ルールが適用されます。

LPAD

テキスト文字列の左側に指定した文字を挿入します。

MAX

数値のリストの中で最大の数値を返します。

MID

テキスト文字列中の途中で指定した開始位置から、指定した数の文字を返します。

MIN

数値のリストの中で最小の数値を返します。

MOD

数値を指定した除数で除算した後の剰余を返します。

MONTH

数値形式で指定された日付の中の、1 (1 月) から 12 (12 月) までの数値を返します。

NOT

真であれば FALSE、偽であれば TRUE を返します。

NOW

現在の日付/時間を返します。

NULLVALUE

式が null (空白) かどうかを判断し、該当する場合は代替式を返します。式が値と一致する場合は、対応する結果を返します。
※新しい数式では、NULLVALUE の代わりに BLANKVALUE を使用してください。

OR

式が真か偽かを判断します。式が真である場合は、TRUE を返します。式が偽である場合は、FALSE を返します。この関数は、演算子 || (OR) の代わりに使用します。

PARENTGROUPVAL

この関数は、指定した親グルーピングの値を返します。「親」グルーピングとは、数式が含まれるレベルよりも上にあるレベルです。この関数は、レポートのカスタム集計項目でのみ使用できます。

PREVGROUPVAL

この関数は、指定した前のグルーピングの値を返します。「前の」グルーピングとは、レポートの現在のグルーピングより 1 つ前のグルーピングです。グループレベルと増分値を選択します。増分値は、現在の集計の前の列数または行数です。デフォルトは 1 で、最大値は 12 です。この関数は、レポートのカスタム集計項目でのみ使用できます。

PRIORVALUE

項目の前の値を返します。

REGEX

テキスト項目を正規表現と比較し、一致する場合に TRUE を返します。該当しない場合は FALSE を返します。正規表現とは、特定の構文規則に従う文字列の形式を記述するための文字列です。

REQUIRESCRIPT

指定した URL に対する script タグとそのソースを返します Force.com AJAX ツールキットまたはその他の JavaScript ツールキットを参照する場合に、この関数を使用します。

RIGHT

テキスト文字列の末尾から、指定した数の文字を返します。

ROUND

指定した数値にもっとも近い数値を返します。新しい数値は、指定した桁数で制限します。

RPAD

テキスト文字列の右側に指定した文字を挿入します。

SQRT

指定された数値の正の平方根を返します。

SUBSTITUTE

テキスト文字列中の元のテキストを新規のテキストで置き換えます。

TEXT

数式を使用するすべての場所で、パーセント、数値、日付、日付/時間、または通貨の各項目のデータ型をテキストに変換します。また、入力規則、数式項目、および項目自動更新で、選択リスト値をテキストに変換します。

TODAY

現在の日付を日付データ型で返します。

TRIM

テキスト文字列の先頭と末尾から、スペースとタブを削除します。

UPPER

指定したテキスト文字列内のすべての英字を大文字に変換します。英字でない文字は、この関数の影響を受けません。地域が適用されている場合は地域ルールが適用されます。

URLENCODE

RFC 3986, Uniform Resource Identifier (URI): Generic Syntax での定義に従って、URL では不正な空白スペースなどの文字を、これらの文字を表すコードに置き換えて、URL で使用するテキスト文字列や差し込み項目をエンコードします。たとえば、空白スペースは %20 に置き換えられ、感嘆符は %21 に置き換えられます。

URLFOR

Visualforce ページにある静的リソースアーカイブ内のアクション、Sコントロール、Visualforce ページ、またはファイルの相対 URL を返します。

VALUE

テキスト文字列を数値に変換します。

VLOOKUP

Excel の VLOOKUP() 関数と同様に、カスタムオブジェクトに関連する値を検索し、その値を返します。

YEAR

指定された日付の 4 桁の年を数値形式で返します。