ダッシュボードではレポートやVisualforceを元にグラフを表示させることができます。
コンポーネントの追加
画面左側のコンポーネントではどの種類のグラフを表示するかの指定ができます。
ダッシュボードコンポーネントの追加
https://help.salesforce.com/HTViewHelpDoc?id=dashboards_add_component.htm&language=ja
データソースの追加
対象のコンポーネントを選択後はデータソースからグラフを表示する際に使用するレポートの情報を指定できます。
グラフの属性を編集
コンポーネントとデータソースの指定後はレンチアイコンから属性を編集することができます。
レポートのグラフを編集するときと同じような感じで編集できます。
グラフの種別を選択する際に、「ソースレポートで定義したグラフを使用」を選択するとレポートで指定したグラフで表示されます。これを選択するとレポートのグラフを変更した際にダッシュボードで表示されるグラフ種別も動的に変更されます。
ダッシュボード実行者の指定
ダッシュボードの実行ユーザを特定のユーザかログインしたユーザか選択できます。
ダッシュボードの実行ユーザの選択
https://help.salesforce.com/HTViewHelpDoc?id=dashboards_select_running_user.htm&language=ja
実行ユーザの種別
指定したユーザとして実行
特定の 1 人のユーザのセキュリティ設定を使用してダッシュボードが実行されます。個人のセキュリティ設定に関係なく、ダッシュボードへのアクセス権を持つすべてのユーザに同じデータが表示されます。この方法は、階層の全体像を共有する場合や、各メンバーの業績をチーム内で公表してチームメンバーの意欲を喚起する場合に最適です。「すべてのデータの参照」権限がない場合は、自分のみを選択できます。「私のチームのダッシュボードの参照」権限がある場合、ロール階層内で自分より下位の任意のユーザを選択できます。
ログインしたユーザとして実行
ダッシュボードを表示しているユーザのセキュリティ設定を使用して動的ダッシュボードが実行されます。各ユーザのアクセス権に従って、ダッシュボードが表示されます。この方法は、システム管理者が 1 つの共通のダッシュボードコンポーネントセットを、アクセス権の異なる各ユーザに割り当てる場合に役立ちます。
実行ユーザをログインしたユーザにすると動的ダッシュボードとなり、更新をスケジュール設定することはできなくなります。
ログインしたユーザでの考慮事項
ダッシュボードに表示されるデータを制限しないようにするには、次の点に注意してください。
- 詳細な検索条件に特定のレコードの所有者を含めないようにします (「商談所有者 次の文字列と一致する Frank Smith」など)。
- 商談レポートの保存時に [階層レベルの保存] をクリックしないようにします。
組織内で使用できる動的ダッシュボードの使用制限
組織内で使用できる動的ダッシュボードの最大数は、Enterprise Edition の場合は 5 個、Unlimited Edition の場合は 10 個、Developer Edition の場合は 3 個です。
検索条件を追加
検索条件を追加ボタンからダッシュボードで表示する際の条件を追加できます。
ボタンをクリックすると次の画面が表示されます。
例えば特定の取引先に絞った情報を表示させるといったことができそうです。
ダッシュボード検索条件の追加
https://help.salesforce.com/HTViewHelpDoc?id=dashboard_filters_editing.htm&language=ja