Summer'13 新機能：Chatterについてのメモです。
1. パブリッシャーアクション
Chatterの入力画面からいろいろな入力ができるようになります。
2. Salesforceコミュニティ
Salesforceコミュニティ(Chatterコミュニティ)はソーシャルとビジネスを組み合わせて、顧客やパートナーとのコラボレーションを行うためのプラットフォーム。
ポータルユーザの新バージョン的な感じ。今までポータルユーザはChatterを使用できなかったがSalesforceコミュニティならChatterを使用できるようになります。
今後はポータルユーザではなくSalseforceコミュニティとして利用するようになります。
次のようにライセンス形態も変更されます。
- カスタマーポータルユーザ→カスタマーコミュニティ
- パートナーポータルユーザ→パートナーコミュニティ
Salesforce Touchからでも利用可能です。
3. トピック
- 従来のハッシュタグに変わるもの
- 特定の話題に関する全てのChatter上の議論やコンテンツを単一のトピックに集約
- 既存のハッシュタグは自動的にトピックにアップグレード
- #は不要
- 何人のユーザがそのトピックについて話題にしているか確認できる
- トピックのお気に入りを登録することも可能
- ハッシュタグと違い投稿後に追加、削除、編集が可能
- カスタムレポートを作成すればトピックの集計も可能
4. フィード検索
特定のフィード(ユーザプロファイル上、レコード上、ホームタブ、Chatterタブ)でも、キーワード検索機能が可能になります。
5. Chatter メッセンジャー機能拡張
Chatterメッセンジャーの組織全体検索で組織IDのある全ての人を検索、コミュニケーションが可能になります。
- 検索バーを使うことですべての人を検索可能
- 参加者追加ボタンで誰でも会話中のチャットに追加できる
- フォローしていない人もチャット対象として表示される
6. その他機能拡張
フィードアクションのドロップダウンメニュー
ドロップダウンメニュー形式に変更されました。
リッチリンクプレビュー機能拡張
リッチリンクプレビューの対象ブロバイダーが追加されました。
その他
- Chatter in Apexにより、Force.comプラットフォーム上でApexコールアウトを使用せずにカスタムChatterアプリケーションを開発可能
- Salesforcw APIの機能強化
- 最近使ったデータ(MRU)レコードにAPIを経由してデータを投入または取得することが可能
- 1回のトランザクションで検索可能なSOSLクエリの結果レコードが2000に拡張(以前は200)
- SOAPまたはREST APIで検索結果を表示する検索結果ページのレイアウトを指定するためのSearch Layoutリソース
- グローバル検索の結果の表示順をピン指定したオブジェクトの順序を検索結果に反映可能
- メールの返信で次のことが可能(日本語は未対応)
- ブックマーク→bookmark
- 人のフォローとフォローの停止→follow/unfollow
- いいねといいねの取り消し→likeまたは+1 / unlike または -1
- 自分がフォローするもの(What I Follow)フィルタがすべてのアップデート(All Updates)に名称変更され、新たにFewer Updatesを追加
- Fewer Updatesフィルタはコメントのないシステムが生成したポストを除外
- Chatter APIバージョン28.0ではChatter API resource、request body、response bodyを改善
