tyoshikawa1106のブログ

- Force.com Developer Blog -

SFDC:MavensMateサポート終了のお知らせと今後の開発ツールについて

Apex開発でいつもお世話になっているMavensMateのサポートが終了するとのことです。
f:id:tyoshikawa1106:20170808233553p:plain

MavensMate | Open Source Force.com IDEs


まだPreview版ですがVisual Studio Codeをつかった開発が公式でリリースされたのでそちらを使って下さいとありました。
f:id:tyoshikawa1106:20170808234024p:plain


こちらがVisual Studio Codeの拡張アプリサイトです。
f:id:tyoshikawa1106:20170808234158p:plain

Visual Studio Code Extension Pack for Salesforce DX - Visual Studio Marketplace


VSCode自体はどこからインストールできるのかと確認したところ、画面右上のリンクからダウンロードサイトに移動できました。


ダウンロードしたZipを開くとappファイルが入っています。
f:id:tyoshikawa1106:20170808234621p:plain


それをアプリケーションフォルダに移動すれば他のアプリと同じように利用できるようになります。
f:id:tyoshikawa1106:20170808234750p:plain


こんな感じです。
f:id:tyoshikawa1106:20170808234821p:plain


VSCodeをダウンロードしたら先程のサイトでINSTALLボタンを押します。
f:id:tyoshikawa1106:20170808235319p:plain


最初のポップアップはVSCodeの準備ができてなかったらここでダウンロードしてくださいといったメッセージです。このポップアップをクローズするとappファイルを開くかのメッセージが表示されます。
f:id:tyoshikawa1106:20170808235503p:plain


ここでappファイルを開くを選択すると拡張アプリのインストール画面が表示されます。
f:id:tyoshikawa1106:20170808235557p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20170808235626p:plain


Google日本語訳化ですがおそらくこのインストール作業で開発に必要な複数のパッケージがインストールされているんだと思います。
f:id:tyoshikawa1106:20170808235957p:plain


開発にはSalesforce DXが前提になります。
f:id:tyoshikawa1106:20170809000136p:plain


詳細はGitHubのページにもまとめられています。


今回確認できたのはここまでになります。MavensMateもサポートが終了したのでできるだけはやく次の開発環境を準備する必要がありますが、GitHubからインストーラをダウンロードできますので明日から開発できなくなるというわけではないみたいです。


とはいえできるだけ早く次の対応を検討する必要はあると思います。

SFDC:Sandboxで活動のメール送信ボタンが表示されないときに確認すべきポイント

Sandbox環境を有効化したときに活動のメール送信ボタンが表示されないときに確認すべきポイントについてです。ページレイアウト上では表示設定されているのに実際の画面では表示されないといった状況に遭遇することがあるかもしれません。

f:id:tyoshikawa1106:20170808162531p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20170808162926p:plain


そんなときはメール設定を確認します。アクセス権限なしになっているとメールの送信機能が全体的に利用できません。
f:id:tyoshikawa1106:20170808162555p:plain


次のように権限を付与することで・・・
f:id:tyoshikawa1106:20170808162609p:plain


メールの送信ボタンが表示されるようになります。
f:id:tyoshikawa1106:20170808162715p:plain

SFDC:Chatterファイルのプレビューモードの条件について

Chatterファイルをアップロードしたときはプレビューモード機能によってダウンロードせずに内容を確認することが可能です。ですが稀にプレビューモードが実行できないことがあります。ファイルサイズが5MBを超えた場合正しく表示できない可能性があるそうです。(ヘルプはS1アプリ用でしたが多分PCで表示されない理由も同じだと思います。)

f:id:tyoshikawa1106:20170805212652p:plain

https://help.salesforce.com/articleView?id=000206009&language=ja&type=1


またプレビューモード利用時の注意点についての紹介もありました。

https://help.salesforce.com/articleView?id=000213786&type=1&language=ja


個人的に感じていることですがアップロードするときはPDF形式でアップロードすると正しく表示できることが多い気がします。またプレビューモードはアップロードしてから少し時間が経ったタイミングで利用できるようになります。


試したことはありませんが、コンテンツまたはファイルプレビューを再生成の機能もちゃんとあるみたいです。
f:id:tyoshikawa1106:20170805213128p:plain

SFDC:Lightning ExperienceのKanbanビューと並べ替え基準の変更

Success Communityで知った話。Lightning ExperienceにはKanbanビューの機能がありますが、並べ替え基準の変更には少し特殊なルールがあります。
f:id:tyoshikawa1106:20170805211452p:plain


まず並べ替え基準の指定はテーブルビューのときに指定した条件がKanbanビューにも適用されます。
f:id:tyoshikawa1106:20170805211647p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20170805211745p:plain:w400


ですが商談オブジェクトだけは金額項目での並び替えが必ず適用されるそうです。
f:id:tyoshikawa1106:20170805211834p:plain:w400

SFDC:Lightning Design SystemとreRender

Lightning Design SystemをつかうとLEXのスタイルを適用したVisualforce開発がやりやすくなりますが、apexタグを中心に開発を行うときは注意が必要な部分があります。その1つがreRenderをつかった画面更新処理です。


次のように正しく表示されている画面でも・・・

f:id:tyoshikawa1106:20170805205846p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20170805205912p:plain


下記のようにactionからApex処理を呼び出しreRenderで画面更新を行うと・・

<apex:commandButton styleClass="slds-button slds-button--neutral" value="Set" 
    action="{!setValue}" reRender="form" />


一部スタイルが除外されてしまいました。
f:id:tyoshikawa1106:20170805210136p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20170805210125p:plain


この問題はreRenderの更新対象を絞り込むことで回避できます。

<apex:commandButton styleClass="slds-button slds-button--neutral" value="Set" 
    action="{!setValue}" reRender="form-content,resultTable" />

f:id:tyoshikawa1106:20170805210301p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20170805211014p:plain


こういう感じでapexタグとreRenderをつかった開発でもLightning Design Systemを利用することができるはずです。ただ、可能であればRemoteActionをつかってJavaScriptをメインに開発するときに利用した方が開発がしやすくなると思います。


SFDC:Trailmixを試してみました

TrailheadにTrailmixという機能が追加されたみたいなので試してみました。

f:id:tyoshikawa1106:20170805112836p:plain


お気に入りのトレイルやモジュール、プロジェクト、Superbadge から作成できるカスタムカリキュラムとのことです。私のTrailmixで自分が作成したTrailmixを確認できますが、Trailmixを探すの方では既に公開されているTrailmixを確認することができます。
f:id:tyoshikawa1106:20170805113021p:plain


Trailmixを作成のボタンからTrailmixを作成できます。
f:id:tyoshikawa1106:20170805113159p:plain


タイトルと説明、URLを設定したら追加するモジュールを選択する画面に移動します。
f:id:tyoshikawa1106:20170805113357p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20170805113421p:plain


Trailmixへの追加は各モジュールのトップページから行うこともできます。
f:id:tyoshikawa1106:20170805113654p:plain


一つずつ追加していくとTrailmixが完成しました。
f:id:tyoshikawa1106:20170805114607p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20170805114653p:plain


Trailmixは作成されてすぐに公開されるわけでは無いようです。共有設定から公開設定を行い初めて他のユーザがアクセスできるようになります。
f:id:tyoshikawa1106:20170805115042p:plain

f:id:tyoshikawa1106:20170805115200p:plain


Twitterで共有する場合はこんな感じ
f:id:tyoshikawa1106:20170805115349p:plain


リンクをコピーしてブログなどで共有もできました。