tyoshikawa1106のブログ

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SFDC:データの各種レコードサイズについて

Salesforceの各種レコードサイズについてです。Lightning for Gmailで取込が用意になったメールメッセージは通常よりも消費サイズが大きいので注意が必要です。

Help | Training | Salesforce

リード -- 2KB
取引先責任者 -- 2KB
取引先 -- 2KB
個人取引先 - 4KB
商談 -- 2KB
売り上げ予測 -- 2KB
行動 -- 2KB
ToDo -- 2KB
ケース -- 2KB
ケースチームメンバー – 2KB
ソリューション -- 2KB
メモ -- 2KB
カスタムレポート -- 2KB
キャンペーン - 8KB
キャンペーンメンバー – 1KB
契約 – 2KB
Google ドキュメント – 2KB
見積 – 2KB
タグ: 固有タグ – 2KB
カスタムオブジェクト – 2KB
見積テンプレートのリッチテキストデータ - 2KB
記事 - 4KB
メールメッセージ - これはメッセージの内容に依存しています。100kb のメールメッセージは 100kb のデータストレージスペースを使用します。テキストのみのメールは HTML よりも少ないスペースを使用します。本文のテキストのみで、HTML コードではなく、テキストバージョンと同様であるためです。

SFDC:公開グループの作成上限と共通ルールの上限

公式なドキュメントを見つけられなかったのですが、制限は無いとの情報を見つけました。

Salesforce Public Group Limit - Salesforce Developer Community


間違いなく作成できる確証は得られなかったため、公開グループの上限数に関してはサポートにお問い合わせ頂く方が良いかもしれません。

また、公開グループの作成は可能そうですが共有ルールの作成の方に300までの上限があるみたいです。

Help | Training | Salesforce

SFDC:Salesforce DXの環境構築を試してみました - Part1

Salesforce DXの環境構築を試してみました。TrailheadのApp Development with Salesforce DXで学ぶことができます。


30日間利用できるトライアル環境が必要になります。
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dx-signup | Salesforce Developers

ログイン後の画面です。
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CLIは下記URLからインストールできます。
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Mac用

https://sfdc.co/sfdx_cli_osx

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インストールできているかは下記コマンドで確認できます。

$ sfdx

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便利なコマンド

利用可能なすべてのトピック

$ sfdx force --help

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使用可能なすべてのコマンド

$ sfdx force:doc:commands:display

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Dev Hubにログインする

$ sfdx force:auth:web:login -d -a DevHub

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実行するとログインページに移動します。DevHubのトライアル環境にログインします。
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ログインすると認証ページに移動します。
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これでDev Hub環境にログインできました。
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一度ログインすると次のコマンドでDevHub組織にアクセスできます。

sfdx force:org:open -u DevHub

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サンドボックスにログインする場合は次のとおりです。

$ sfdx force:auth:web:login -a FullSandbox
$ sfdx force:auth:web:login -a DevSandbox


The Power of Aliasing - 別名の扱い

$ sfdx force:org:open -u FullSandbox
$ sfdx force:org:open -u MyScratchOrg
$ sfdx force:limits:api:display -u DevSandbox


すべての組織を表示 (画面キャプチャは組織なしの場合)

$ sfdx force:org:list

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『--verbose』オプションでより詳細を確認できるそうです。

プロジェクトの作成

下記のコマンドでプロジェクトを作成できます。

$ sfdx force:project:create -n geolocation

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ファイルのイメージ (Google翻訳版)
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スクラッチ組織を作成する

$ sfdx force:org:create -s -f config/project-scratch-def.json -a GeoAppScratch

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上のエラーがでたときはディレクトリが正しい確認します。
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これで正常に実行できました。
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コマンドのオプションの意味はこちら
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作成できたかはDevHub組織で確認できます。
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カスタムオブジェクトを作成

下記コマンドで作成したスクラッチ組織にアクセスできます。

$ sfdx force:org:open

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スクラッチ組織にアクセスしたら取引先にカスタム項目を作成します。
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権限セットを作成します。
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次のコマンドで権限セットをユーザに割り当てることができます。

$ sfdx force:user:permset:assign -n Geolocation

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変更をローカルプロジェクトに取込

Salesforce環境を反映するスクラッチ組織を作成し、そのスクラッチ組織内で直接いくつかの変更を加えました。今、魔法が起こります。1つのコマンドで、アプリケーションをビルドしたときに作成されたすべてのメタデータをプロジェクトに取り込むことができます。

$ sfdx force:source:pull

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ベストプラクティスとして、プロジェクトに持ってきたソースをすぐにVCSにコミットします。スクラッチオルガンは一時的で一時的なものなので、ローカルに保存した作業のバックアップが常に必要です。

Salesforce DXはバージョンコントロールに依存しないため、好きなシステムを使用できます。GitHubで使用できるGitコマンドの例を次に示します。レポを初期化してGitHubに接続するには、次の1回限りのコマンドを使用します。

$ git init
$ git remote add origin [github ssh url]

これらのコマンドは、ファイルをリポジトリmasterにコミットします。

$ git add -A
$ git commit -m “Added custom object and permset”
$ git push origin master

どのVCSを使用する場合でも、.sfdxフォルダをリポジトリに追加しないように設定することをお勧めし ます。このフォルダには、スクラッチオーガニックの一時的な情報が格納されているため、VCSに後世向けに保存する必要はありません。gitでは、.gitignoreファイルに追加します。

VCSでは、更新されたオブジェクト定義が安全で健全です。しかし、関連するデータがなければそれほど興味深いものではありません。スクラッチオルガンには、選択したエディションに基づいた標準データが付属しています。ただし、作成するアプリや成果物に関連するサンプルデータを追加することは重要です。この例では、新しいカスタムLocationフィールドでサンプルデータを使用できます。Salesforce CLIを使用して、新しい複合フィールドにいくつか追加しましょう。

サンプルデータの作成

テストデータを作成します。
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次のコマンドでクエリを実行して対象データをエクスポートできます。

$ sfdx force:data:tree:export -q "SELECT Name, Location__Latitude__s, Location__Longitude__s FROM Account WHERE Location__Latitude__s != NULL AND Location__Longitude__s != NULL" -d ./data

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エクスポートしたファイルはJSON形式でdataフォルダ内に保存されます。
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エクスポートした情報は次のコマンドでインポートできます。

$ force:data:tree:import --sobjecttreefiles data/Account.json


これでCLIのインストール、DevHub環境への接続、スクラッチ組織の作成、権限セットの割り当て、サンプルデータのエクスポートとインポートの方法まで確認できました。

補足

sfdx-project.jsonファイルにはどのような情報が含まれていますか?

ソースとメタデータをスクラッチ・オーガナと同期するために必要な情報

MyNewAppというプロジェクトワークスペースを作成するためのCLIコマンドは何ですか?

sfdx force:project:create -n MyNewApp

既存のアカウントをインポートするためのCLIコマンドの例は、異なるプロジェクトワークスペースのデータのサンプルですか?

sfdx force:data:tree:import --sobjecttreefiles data/Account.json